2009/12/09

ファッションが教えてくれること


今公開中の映画「ファッションが教えてくれること」観ました?

「プラダを着た悪魔」でメリルストリープが演じた演じた編集長は
この方がモデルになっているという
米版ヴォーグ編集長 アナ・ウィンターに密着した
ドキュメンタリー映画です。

毎号、アメリカ女性の10人に一人の約1300万人が購読する
女性誌の編集長は、すげぇコワい・・・・って、よくファッション誌に書いてあるけど
こんなにコワい・・・・というか
こんなにスゴイ人だったとは・・・・・(^_^;)

アナは、‘70年にロンドンでハーパース&クイーンのファッション局から
キャリアをスタートして、その6年後にはニューヨークに移り、
「ハーパース・バザー」誌、「ニューヨーク」誌などを経て、
「ヴォーグ」誌に入社し、
36歳で英版、38歳で米版編集長になって
低迷していたヴォーグを世界で最も影響力の大きい女性誌にしたと同時に、
自分自身も世界で最も影響力のある女性のひとりにのぼりつめた人(^v^)

2年前の撮影当時、57歳だったとか。
毎年、年収以外に経費、というかファッション代みたいなもの
2,000万円も支給されているらしく、
彼女はファッションショーの最前列で
いつもこんなに素敵ないでたちで、凛と座っているのです§^。^§


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
佇まい、オーラは、尋常じゃないですよね"^_^"


日本語タイトルは「ファッションが教えてくれること」、
原題はファッション誌で最も重要とされる
9月号を指す「The September Issue」です。
薄着だった人達が、新しくいろいろなものを身にまとう秋の始まりは
ファッション界にとって、元年、NEW YEARみたいなもの。

だから、ある意味お祭り騒ぎ♪で
ページ数も多く、トレンドの提案もてんこもりなわけです。
そんな大変なISSUEの編集はただでさえ大変なのに関わらず
何度も他の編集スタッフやデザイナーの提案をダメだしし、
自らでは新企画も開発し、
すべての事を分刻みでこなし
周りに厳しいだけでなく
自らの時間も労力も惜しまない、
妥協しない、
そんな仕事ぶりや
運や感情に頼らない仕事への真摯な姿勢は刺激的!






















しかも・・・・・・・今、この写真を見ても思うけど、
キレイよねぇ~
アラカン(還暦)ですよ・・・・・ひゃ~素敵です♪
社会的成功者としての自覚も
彼女の美しさ度をあげているんだと思います!

でね、
有名デザイナー達は、アナに、

発表前の服のチェックをうけたりするんだよね~
「色が欲しい」って一言で、
その年の世界中のファッションがカラフルに
色で溢れるのです~(*^。^*)

アナの一言で、ファッション界で働く人達が震え、頭を下げます。
ダメだと思ったものは、ばっさりと斬ります。
彼女自身、自分の長所は決断力、と言っています。
その決断力によって、職場では混乱が生じる事もあるけど
みんなは彼女についていきます。。。

それはコワいから・・・・・?

じゃないですね、

彼女がこれまでにしてきた事、実績を
みんなが認識しているからです。

映画の中では
「アナが教えてくれること」がたくさんありました。
仕事で悩んでいる人も、大いに勇気をもらえるはず。
良い指標になります。

まぁ、彼女のやり方が、全ての人にベストだとは思わないけど
自分スタイルで成功を手にした彼女の姿を見ていて
かなり刺激を受けたのは事実!

とにかく・・・・どこか、すがすがしい!!

この映画ができたのも、
そろそろアナが引退を考えているからなんて噂もあるけど
彼女が引退しちゃったら
業界はどうなるんだろうか・・・・・・












働くことの厳しさと喜び
を噛み締めながら
私もガンバろ~っと(^o^)丿
(軽い?(笑))
祐佳