2011/02/20

ファクトリーガールは時代の寵児・・・・(-"-)

時代のアイコン、スープ缶やマリリンモンロー等を題材とした
シルクスクリーンで一世を風靡したポップアートアーティスト
アンディウォーホール。。

NYでイラストレーターとして活動し、CMアーティストとして成功し、
映画の世界への進出、そして
ロックバンドのベルベットアンダーグラウンドのプロデュースまでやっちゃって
多くの分野で注目された人です。

彼は、自らのアトリエであり、毎夜のパーティ会場でもある
ファクトリーを作って、
招集をかけなくても人が集り、騒ぎ、自己顕示するその場所を
毎夜開放しながら、そこで作品を作りました。













たくさんの人がその場所を通り過ぎるんだけど
彼は、どんな人と付き合おうと自分を見失わない意思の強さみたいなものが
あって、親しくなった後、いつかやってくる孤独を感じながら
過ごしていたように思います。。

でも多くの人は、彼とは違う感覚でそこで過ごしているのです(-"-)

その1人が、名門令嬢のイーディ・セジウィック。
綺麗で品があって、自由で、存在自体が人を魅了する彼女は
アンディと時間を共にするようになって
彼との関係が歪んでいくとともに、堕ちていきます。
生活も、60年代のファッションアイコンであったその容姿も何もかも・・・・・(+o+)

そんな彼女の自伝的映画が「ファクトリーガール」。。

イーディが心ときめかす若手ロックアーティスト、
作品の中では違う名前になってるけど、ボブディランらしい。。。











この映画ができた時の評価は、これまでのアンディの作品同様、
関係者をはじめ多くの人が賛否両論だったみたいだけど
ボブは、この作品が公開されることに大反対で
結局、映画の中では違う名となったとか。。

複雑で、幸せと不幸がどか~んドカンと繰り返しやってきた彼女の人生は
映画になっても、複雑にされちゃったのかな。

羨ましがられる存在であった彼女は、
与える幸せと与えられる幸せのバランスを欠いていたと思う。
いろんな意味で恵まれていると思われていたことが
そうなった一因かも。。。

誰かの才能を見出し、それを追求するも
追いすぎず、冷静に見つめるアンディも微妙なところ・・・。

何気に借りて観ちゃいました。
機会があれば是非!
当時の時代の様子もわかるよ~
イケイケだわさ(←死語(笑))

LOVE
ゆうか